2021/3/26 読了
近年最大の衝撃作「サピエンス全史」の続編。
つくづくこの方は「知の巨人」だと確信する。なんでこんなに一つの物事や考察を教養深く、世界各地の歴史や文化を引き合いに出しながらユーモアあふれる語り口なんだろう。すごい。今
作ではサピエンスはどこに向かうのかを問う。
「共同主観」がサピエンスを発展させた。この共同主観は歴史に連れて変容しており、現在最も信じられている共同主観が「ヒューマニズム」であると説く。
今信じているものと違う観点で見ると何かかも違ってみえる。
サピエンスはデウス(=神)になるか。下巻が楽しみ。
ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来
ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田 裕之