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【中小企業の生命保険契約者貸付の使い方】

前の投稿で経済産業省の緊急融資など案内を紹介しましたが、その窓口に経営者が殺到している状況です。各自治体の認定を受ける必要がある場合、自治体の窓口ですら行列、電話もつながらない事もあるそうです。
緊急融資と言いつつ融資実行されるタイミングはその窓口によりかなり違いそうです。支払いが迫っている会社は待てないかもしれないですね。

そんな中、生命保険のうち数社は契約者貸付利率をゼロにすると発表しました。これは使えます。
緊急融資実行されるまでの「つなぎ融資」としては最強です。

契約者貸付と言うのは契約している保険契約の解約返戻金のうち一定割合(9割が多い)まで貸付を受ける事ができると言うものです。毎月の約定返済や返済期日はありません。返済したい時にしたい金額だけ返済できます。しかも申し込みをしてから最短2営業日で振り込まれます。審査はありません。
ただし、契約している保険の予定利率におおむね1%プラスした利息がかかります。1.75%の予定利率だと2.75%のイメージです(保険会社や契約時期によって違います)。

この利息がゼロになるとしたら、つなぎ融資としてはメリットしかありません。

一旦契約者貸付を受けて、手元資金を厚くしておく、または必要な支払いをしておいて、緊急融資が実行されたら契約者貸付を返済すると言う事が可能です。

各社条件が違うので、必ずご担当者に確認してから使ってください。

こういう時は保険での強制貯蓄が威力を発揮しますね。
ピンチを乗り切るための保険ですから有効に使ってください。

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