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【読書記録】いっきに学び直す日本史

2021/5/1読了

江戸時代から近現代までの後半。世界史の中の日本史と言う観点をしっかり持って書かれている。
明治維新の成功は世界情勢の狭間でラッキーもあった、と日本人お手盛りでない観点なのが心地よい。戦後政治の激動も今読み返すとある意味新鮮だ。
書の後半は「歴史を学ぶ意義とは」を著者が考察するとても深い内容。本編に匹敵するボリュームと深い洞察に圧倒される。
「歴史を学び未来に生かす」と安易な言葉で表したくないほど素晴らしい。でも難しいのでもう一回読み返したい。

いっきに学び直す日本史
安藤 達朗 (著), 山岸 良二 (監修), 佐藤 優 (編集)

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