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【読書記録ストーリーとしての競争戦略】

2021/2/28読了

これは参りました。
てっきり「物事はストーリー仕立てで伝えた方が分かりやすいんですよ」なんて言う浅い本だと思い込んでいたのでビックリ。
ビジネス戦略について学術的に、しかも面白く書かれた稀有な内容。アカデミックな話の中に親父ギャグをぶっこんで来るのになぜか心地よい(笑)。

著者本人がくどいと言っているくらい戦略論をくどく繰り返しよい戦略とはなにかを突き詰めている。「戦略とは違いを作り、つなげる」など至言が多数。
よいストーリーを持った戦略が長く優位を持続させる仕組みを「地方のコギャル」を例に解説したのには脱帽。

ストーリーとしての競争戦略 Hitotsubashi Business Review Books
楠木 建

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