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【コロナ関連緊急融資状況とまとめ】


コロナ関連の融資の情報は多いのですが、「実際に融資は下りるの?いつ実行されるの?」
と言う疑問が多いようなので実際のところをまとめてみました。
一部情報を聞いただけのところもありますので参考程度に、とお考え下さい。
2020/4/17現在の情報です)

○日本政策金融公庫

「新型コロナウイルス感染症特別貸付」がやっぱり中心です。
融資実行されたところありますし、ある程度審査も緩い(甘め?)のようです。
検討の第一歩はやはりこちらでしょう。
ただし、申込み殺到で時間がかかっています!
窓口の予約だけでも二週間以上先です!しかも窓口は三密なのでおすすめできません。
公庫は郵送またはインターネットでも融資申し込みできますのでこれを活用して下さい。

https://www.jfc.go.jp/
今や日本政策金融公庫のトップページにデカデカと「郵送で!」の案内があります。
融資申込書は上記HPからダウンロードできます。

とは言っても融資実行のカギは添付書類の「資金計画表」です。
必要金額の根拠と返せる見込みを記した方が融資実行の可能性高くなります。
ちょっと難しいかもしれませんが、簡単に作れるツールを私が持っています。
必要あれば事業者様には無料でご提供しますのでお声掛けください。
オンラインで使い方も説明します。でも簡単です。

融資実行までは一ヶ月よりかかると思ったほうが良さそうです。


○保証協会付き融資
保証協会で出ているコロナ関連の保証制度は

セーフティネット4
セーフティネット5
危機関連保証

の3つが主なところです。

実行状況としては3月中旬に発表あったので融資実行されたところが増えてきました。

現在のところ4号は100%の保証率なので銀行さんは4号を使いたがるようです。
(悪いと言う意味ではありません。)
実行されているのも4号が多いという印象です。

危機関連保証の結果は私の知る限りちょっと遅く、まだこれからのようです。

○東京都など自治体の制度融資
自治体の制度融資は保証協会の保証とセットです。
その為か実行はちょっと遅れている印象です。

いい制度融資も出ています。セーフティ保証は使えずに一般保証になりますが、
東京都の感染症借換はかなりすごい制度融資です。
コロナ影響大きくなく、むやみに借入を増やしたくない事業者様には検討の余地があると思います。

https://www.cgc-tokyo.or.jp/leaflet/cgc_shingatakoronakinkyuyushi_leaf_2020-3.pdf

制度融資と保証協会付融資は御社のメインバンクにまずは相談する事が肝要です。
融資残高多い銀行がメインバンクではありませんのでその見極めも重要です。

○すべてにおいて

何でもかんでも融資してくれる訳ではありません。
融資ですからちゃんと審査があります。

とは言ってもリスケ中や債務超過でも融資がおりたという案件もあります。
つくづく普段の金融機関との信頼関係構築が大事であると思わざるを得ません。

○たくさんの情報ありますが、経済産業省の以下のPDFは分かりやすい上に随時更新されています。
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf
常に最新情報に更新されていて、役所の方々も本当に頑張ってくれているのが分かります。
定期的にご確認いただけた方がいいと思います。

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